産廃営業マン、家を買う。(前編)

産廃営業

人気作家、有川浩さんのテレビドラマ化もされた小説『フリーター、家を買う。』読まれた方いらっしゃいますでしょうか?あちらは感動の物語ですが、こちらはただ単にトラブルだらけの私が家を買った際のエピソードです。

みなさん、新築戸建住宅を購入済み、または購入計画をご予定の方いらっしゃいますでしょうか?
私の勤務先の客先にもたくさんのハウスメーカー、工務店があります。
特に大手ハウスメーカーの営業担当となると、まず見込顧客リスト名簿に記入させれます
そして、「家を買うタイミングでは、絶対教えてよ‼ 無理にうちで買えとは言わないから‼」
とお声がけ頂きます。黙って他社で家を買ってしまい、何かの原因でバレた際には非常に気まずい思いをします。

私は9年前に戸建住宅を購入しました。当時、消費税が5%から8%に引上げられる事が決定し、平成25年9月30日までに住宅購入契約をすれば、値上げ前ギリギリセーフの状態でした。
なぜ家を買う事を決めたか、それは私の実家の家業の事務所が引っ越しし、実家の隣の従業員用駐車場のスペース80坪が空地になり、祖母から、「今の彼女と結婚してそこに家を建てるなら、この土地はお前にやる」と言われました。以前書いた記事「結婚の動機について」に書きましたが、私、結婚願望は強い方です。断る理由はありません。
ただし、消費税値上げまで残り時間はありません。
そこで業界習慣に従い、私の取引先の大手ハウスメーカーのSハウジングSハイムC建設O工務店に「ご助言お願いします」と挨拶回りをしました。別に、上述とは遥かに小規模ですが、K建築にも参考までに聞いてみます。K建築は弱小工務店ですので、「うちは、まず契約してくれないと図面も見積も出せない。間取り書くのに建築士へ支払いるからね。」と言います。一応、参考に建築中の住宅を1棟見せて頂き、その価格を聞くと確かに安いです。しかしながら、それでも大金ですので、その条件では検討の余地はありません
そんな中、普段から親しくして頂いているO工務店の監督さんは、「相談してくれてありがとう。でも、取引先で頼むと言いたい事言いにくいでしょう?上には相談があった事は伝えておくから、家くらいは自分が建てたいところで建てなさい」とのありがたいお言葉を頂きました。

他の大手ハウスメーカーは間取りを最初から丁寧に打ち合わせてくれました。
私の場合、土地はありますので住宅の上物だけです。予算は4KWの太陽光パネルを載せて2,500万円とお伝えしたところ、みなさん3,000~3,200万円のご提示を頂きました。開きは大きいとは言っても、先方が打合せ継続を望むという事はどこかに妥協点が見いだせると思っていましたが、消費税前の駆け込み需要の中、みなさん非常に強気で交渉は平行線です。そんな中、ハウスメーカー同士の足の引っ張り合いが始まります・・・。

後編へ続く、こうご期待‼

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