みなさん、今回から産廃営業マンと心理学シリーズをお届けします。
みなさんの周りに、やたらと自分の都合が良い方に直接・間接的に誘導してくる方はいませんか?
私、産廃リサイクルの営業マンとして、様々な方とコミュニケーションを取ります。
その中には「俺、君の会社の社長と仲いいんだよね。やっさん、凄い頑張ってくれてるよってさりげなく伝えておくから今回はちょっと割引してよ‼」みたいな露骨な利益誘導をしてくる方がいらっしゃいます。
米国の心理学者ジョージ・サイモン氏はそういった方を『マニピュレーター(心を操る人)』と定義しています。彼の定義では、マニピュレーターの性質・目的とは、
『相手の問題行動の意味を読み解こうと、心の背景を斟酌したり、生い立ちを深く分析して人格を理解しようとしても、人を操作しようとする歯止めのかからない貪欲さを持つ。』
『とにかく巧妙で、弁がたち、自分が犠牲者だと熱弁を振るい、周囲を自分のペースに巻き込んでいくのが特徴で、常に自分が主導権を握り、相手を自分の支配下に置く関係性を作っていく事。』だそうです。
そう言えば、私の過去記事『接待強要について』なんて正にその手口です。
どうですか、みなさん、周りにマニピュレーター気質の方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?思い当たる方、ご注意ください。
ちなみに、サイモン氏は彼らへの対策として、下記を提案されています。
・駆け引きの土俵にのらない。
・自分の考えをはっきりと示す。
・反撃のための理論武装をしておく。
みなさん、くれぐれもマニュピレーターに心を振り回されないようにご注意ください。彼らは決してあなたからの好意に対し、恩義を感じる事はありません。むしろ、『あいつは利用できるやつだから、利用できるだけ搾取してやる‼』としか思っていませんよ。
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