産廃営業マンの密かな楽しみ『食品工場』編

産廃営業マンの密かな楽しみ

みなさん、仕事の中に密かな楽しみありますか?
過去記事で、私の密かな楽しみを以前ご紹介しましたが、今回はその続編です。

みなさん、美味しい物はお好きですか?私、大好きです。特にコストパフォーマンスが高い物に喜びを感じます。そんな私、趣味と実益を兼ねて食品工場に一生懸命営業をかけて来ました。工場直売アウトレット店が併設されていたりすると、食品廃棄物を受注するのにモチベーションが上がります。

数年前、まだ冷凍カツ事件以前、製品にならないB級品が様々な食品工場で出入り業者に激安価格で販売されていました。チョコ菓子会社や、肉まん会社、あずきアイス会社、缶詰会社、コンビニ向けのカプセルコーヒー会社など消費期限間近の物が二束三文で購入できたものです。中には出入り業者に購入数を競わせてリストが社長回覧されるような客先もありました。私、自慢ですが、周囲の方にも買って頂いた結果、こちらのコンペで優勝した事があります。

しかし、冷凍カツ事件以降、どの食品会社も正規販売ルート以外の裏ルートを閉じてしまい、楽しかった趣味は、過去の思い出と化してしまいました。あの頃は楽しかったなあ・・・。
エンゲル係数も低く抑えられたし・・・。

まあ、現在でも工場直売店でアウトレットを売っているところはまだ絶滅した訳ではないので、実益を兼ねた趣味は継続していますが、あの頃のコストパフォーマンスはもう戻って来ません

個人的には悲しいですが、B級品が産廃市場にやって来たので、産廃リサイクルの営業マンとしては腕の見せ所ですね。食品工場には例外なく、食品廃液を微生物で分解する施設があるので、出来るだけ食品を産廃業者に処分費を払って捨てるよりも、自前の水処理施設で処分しようとする企業も多いです。ところが、これ微生物分解の理屈と費用さえ押さえていれば、食品廃液の汚れ具合から
① 自前の水処理をする
② 産廃リサイクル業者に委託する
損益分岐点が読めるようになります。食品工場のみなさん、私、意外と使える営業マンなので、ご縁があった際にはよろしくお願いしますね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました